リモートワークが中心になり、少しずつデスク環境をアップデートしてきましたが、ついにモニター環境を改善しました。
購入したモニターは日本HPの HP U32 4K HDR というモデル。28インチ(U28)のレビューはいくつかありますが、32インチ(U32)のものはなく、石橋を叩いて渡るタイプの私にとっては冒険となりました。わずかな情報を信じて購入しましたので、私なりのレビューをしていきたいと思います。
とりあえず「最高!」とだけはお伝えしておこうと思います。
–2023年2月5日追記–
購入して1年経ちました!引き続きリモートワークで毎日利用しているので、その状況をアップデートしました!(追記分を先に読みたい方はこちら)
購入前の環境
メインマシンはMacBook Pro(2018)です。
Macからは24インチのモニター2台をつなげていました。トリプルディスプレイなので広さとしては十分と感じていたので、本当にモニターを購入する必要があるのだろうか…という悩みが購入の障壁でした。実は購入前にこの悩みは解決できませんでした。利便性が上がらなかったらどうしよう…と恐る恐るポチッとしました。
どんなモニターがほしいのか
悩みは尽きませんが、欲しい気持ちは募るばかり。サイバーマンデー、ブラックフライデー、プライムデーでは欠かさず価格チェックをしてきました。ただ闇雲に価格だけチェックしても仕方ないので、自分が欲しいスペックを固めていきました。
32インチ・4K
解像度はWQHDか4Kで迷っていました。本音は4Kが良いと思っていたのですが、迷いポイントは文字が小さくなること。4Kモニターを体験したことがなかったので、どれだけ小さくなるのかが想像できませんでした。
ここは「32インチにすれば小さいとはいえ28インチより少しは大きくなるだろうし、最悪スケーリングすればいいや」という思考で自分を納得させ4Kを選択。それによりモニターサイズも32インチとなりました。
USB-C接続
ケーブル撲滅界隈では当たり前となったUSB-C接続。ドックステーションを利用すればUSB-Cにこだわる必要はないのですが、残念ながら私はドックステーションを持っていなかったので「USB-C接続じゃないモニターを安く買って、ドッグステーションを買う」という選択肢がありました。
先人のキレイなデスクのようにモノを増やしたくなかったし、ドックステーション分の費用をモニター代に回せば良いのでは…という結論に至り、USB-C接続ができるモニターを探すことにしました。
IPSパネル
32インチ・4K・USB-C接続ができるモニターはいくつかありました。なぜかお手頃な値段なものもあったので詳しくみるとVAパネルというものでした。VAパネルは視野角が狭いんですね。正面から見る分には問題ないというレビューは多かったものの、ずっとIPSパネルで仕事をしてきたため変える勇気はありませんでした。
ということで求めるものは結局全部のせでした。 それではモニター探しの旅にいきましょう。
心が揺れたモニターたち
Dell U3219Qはレビューも多く信頼のモニターといえますが、完全に予算オーバーでした…。
LG 32UP550-WはVAパネル以外はカンペキでした…。VAパネルを選択している先人もいるので問題ないとは思うのですが、もう少し理想を突き詰めたいところ…!
探しすぎて思考がおかしくなったのか42インチも魅力に感じるようになりました。大は小を兼ねるとはいいますが、さすがに大きすぎかもと思い却下…!
まったく候補になかったHPのモニターとの出会い
IPSパネルかUSB-C接続をあきらめることが頭によぎりつつも、デスク周りの聖書を読みあさっていたところ、こちらの先人の記事に出会いました。これまでまったく候補に上がってこなかったHPのモニターを利用されていたので、他のラインナップをみてみたところ…ぴったりのものがあったのです。それが HP U32 4K HDR でした。
キャンペーン価格で6万円をきっており、予算も含めて条件はカンペキに合致しました。 あとは先人のレビューを見て決めるだけ…と思いきや、価格.comにすら載っていないモデルでしたので、僅かな情報を頼りにするしかありません。
念のためサポートに問い合わせてみたところ、まさかのMacは動作保証外という回答に焦りましたが、この時代に接続できないなんてことは考えられなかったので無視しました。最後は自分に都合の良い情報だけ集めて購入に踏み切りました。
5日間使ってみた感想
文字の小ささは気にならない
もちろん小さいです。小ささに驚きました。これは紛れもない事実ですがGmailやslackなどでスケールを下げて利用してきたこともあり、そこまで気になりませんでした。むしろスプレッドシートでの資料作成や議事録を確認する際に縦横のスクロールをする頻度が減るし、複数画面を横に並べられるので、効率が爆上がりです。
ケーブルはすっきり
Macには4本のケーブルを接続していましたが、すっきり1本になりました。ケーブルが4本あると移動するのも億劫でしたが、サッとMacを持ち運べるようになりました。
ディスプレイ切り替えもできるように
仕事用のMacBookProはUSB-C、個人用のiMacはHDMIで接続し、モニター側で入力を切り替えることで共用することができるようになりました。(たまにHDMIの接続が認識しない)大きいデスクを使っているとはいえ、ほとんど使わないiMacを置いておくのは見栄えもよくなかったのですが、おかげでデスク下に移動させることができました。
1年間使ってみた感想 (2023年2月5日追記)
ハブ機能によりデスク周りはスッキリ
1年経つと接続するデバイスも増えてきますね。私はHP U32 4K HDRを中心に、このような構成で使っています。ポートの数は十分で、DisplayPortとUSB-Aが一つ余っている状態です。欲を言えばUSB-Cのポートが複数あると最新デバイスでも変換コネクタなく利用できるので良いですね。
個人用のiMacでもWebカメラとマイクが使えるとカンペキなのですが、さすがにこれは認識してくれませんでした。
ハブ機能に関しては概ね満足していますが、仕事用PCから個人用PCに切り替えがうまくいかないことがあるのが残念ポイントです。デスク背面のボタン操作で入力を切り替えられるのですが、どちらかのPCがスリープしていないと切り替えがうまくいかないので、以下の手順が厳守となります。
- 仕事用PCをスリープさせる
- 個人用PCをスリープから復帰させる
- 仕事用PCとBluetooth接続している機器は触らず待つ
モニターアームで前後の動きをカバーし、完成度の高い環境へ
付属のモニタスタンドは軽々と昇降ができますし、デザインもスタイリッシュでステキなのですが、目が疲れてくるとピントが合わず前傾姿勢になることが増えてきたので、前後の調整もできるようにモニターアームを導入しました。
購入したのは定番のエルゴトロン LX。姿勢を変えることなくモニター位置を調整できるので体の負担が減りました。ちなみにモニター背面のシルバーに合わせてアルミ色にしたところ、デスク背面の圧迫感が減りました。
まとめ
購入前は情報の少なさからかなり迷いましたが、1年経っても「買ってよかった」以外の言葉がないくらい満足してます。モニターの大きいは正義で、たくさんの資料をひらきながら作業ができて効率もガッツリ上がりましたし、プライベートでは全画面で映画やドラマを見るのも快適です。
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