こんにちは、おかずです。
小学校のミニバスチーム(スポーツ少年団)では3月頃に卒団という節目があり、6年生に向けてのプレゼントの一つとして卒団ムービーを贈ります。
私はIT企業に勤めている=パソコン強い=動画も作れるでしょ、という方程式に組み込まれ、動画作成を2回担当しました。
動画制作をしてみると「もっとこんな風に写真を撮っておけばよかった!」という気づきに繋がることもありましたので、そのポイントをご紹介したいと思います。
ただ素材があればいい、ってことじゃないのね。
そう!でもポイントをおさえれば大丈夫!
動画に合わせて、横構図の写真を意識しよう
写真撮影においては、バスケは縦位置で撮ったほうが圧倒的にかっこいい写真になると思います。特にシュートシーンでは手から離れるボールからつま先まで写すことを考えると、必然的に縦位置になります。
一方、写真は3:2の比率に対し、動画は4:3や16:9の横位置の構図になります。つまり図のように、縦素材を横構図に配置すると左右に余白がうまれることになります。この余白を埋めるためにトリミングをすると、顔から腰までになってしまい、どんなシーンの写真かわからないという結果になります。
写真として残すだけでなく、動画素材として横位置の写真を織り交ぜて撮影しておくと良いと思います。
動画内で写真を動かすことを意識して余白のある写真を撮ろう
動画は写真をスライドショーのように切り替えるだけではなく、拡大・縮小・移動などのアニメーションが入ることもあるかと思います。被写体が目一杯写っているほうが迫力のある写真になりますが、動画素材としてはやや制限の多い素材になってしまいます。被写体を中央に配置し、被写体の周りに余白のある写真を撮りましょう。
公式戦はあらゆるシーンを撮影するつもりで臨もう
言われなくてもやってますよね…そして一日数試合この気概で撮影するのは本当に疲れますよね…!
選手がボールを持っているシーン、シュートシーン、ベンチの選手たち、コーチ陣、観客席…などなど、すべてが感動につながる素材になります。試合が終わった後の表情も余すことなく撮影しましょう。
(理想)動画用の素材は選別しておこう
年間の撮影枚数は4〜6万枚以上で、そこから選別するだけでもハードな作業です。理想ではありますが、1ヶ月に1回くらいのペースで試合ごと・選手ごとのベストショットを選別しておきましょう。
後々の作業を楽にする効果はもちろん、あらかじめ写真を決めていくことで動画の作成イメージを膨らませることができますので、本格的に着手する時期になっても慌てることはありません(理想ですけどね…)
(番外編)動画はデータで保存しよう
少し話は逸れてしまいますが、私が動画作成でもっとも苦労したのが、記録用に試合を撮影した動画データの扱いでした。撮影者は各々が管理しやすいよう、DVDに焼いていたり、レコーダーに保存しいたりで、編集できるデータとして残っているものはありませんでした。そのためDVDを再生しているテレビ画面を撮影するという力技で乗り越えました。
もし動画撮影担当の方がいるようであれば、データのやり取りができるよう認識合わせをしておくことを強くお勧めします。
まとめ
作品としての写真と動画の素材としての写真の違いがわかっていただけたら幸いです。「動画素材の撮影をメインとする日」のように割り切れたらいいかもしれませんが、そういう日に限って写真作品として残したいような良いプレーがでたりするんですよね。
悩みは尽きませんが、みなさんの対策などあればぜひ教えてください。
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